00103 Starbucks 第1号店の発想
 

スターバックスの第1号店が銀座にできたとき、タバコを吸うお客はいらないと言って禁煙にしてしまいました。当時のデータでは、日本男性の59%がタバコを吸っていました。さらにコーヒーショップ(or喫茶店)に来る男性の75%はタバコを吸うことが知られていました。

「業界の常識」からすると、タバコを吸う人は来なくていい、というのは、やっぱり鈴木陸三さん(サザビー(当時))はアパレルの人だね、などと揶揄されていました。こういう人は業界の通念やルーティンに囚われない、いわば異なる視点と発想をもつ「外国人」といえます。ここでいう「外国人」とは、同質化された場に異質性をもち込むイノベーションの担い手そのものという意味ですから、国籍的に日本人であってもかまいません。


関連情報:
       ◉ イノヴェーションの新しい担い手 (ARCHIPELAGOs 00041)
       ◉ 複合化する生活課題 (ARCHIPELAGOs 00038)
HOME
ABOUT
IDEA
SERVICE
ARCHIPELAGOs