転換期こそ、フィロソフィーがいる。

 明治維新以降、日本が近代社会の提起する課題に応えてきたように、企業・行政・NPOにとって、これからも新しい時代の新しい課題に応えていくことが仕事である。

 時代の転換期に立つ私たちは、多くの分野で、すなわち事業活動をはじめ、行政、医療、福祉、教育、また働き方等の分野において、全く新たに考え直さなければならなくなっている。これまでの成功を磨き上げるのではなく、これからは、全く新しいことを行わなければならない。

 複雑かつ流動的な環境のなかで、今後の新しい方向がはっきりと見えてくるには、それを表す新たな用語体系一式が必要である。高度成長期に確立された、単純な思考枠組みと用語群では、今日の新しい現象や、今後の展望は見えてはこない。

 「病とはプロセスの停止」である(G. ドゥルーズ)。経営のプロセス、政治のプロセス、そして学びのプロセスなど、これらの停止は、すなわち病に陥った状態を意味する。さまざまな分野と次元で見られるこのプロセスの停止を、再び動的なものにし、堂々巡りから脱するには、新たな思考枠組みと用語体系、すなわち、これからの時代にふさわしいフィロソフィーが必要とされるのである。

 

 
 
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